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7️⃣★DREAMS CAN TRUE 11/29 ワソダーラソドTribute Live 特集【Member Interview】
「DREAMS CAN TRUE:7Voices」
バンドを形作る7つの声(=個性)を特集する王道インタビュー企画。
メンバーインタビュー7人目、そして最後は
ドリキャンの“背骨”とも言えるこの人に、
バンドの始まりから、この夜のその先までを聞いた。
ドリキャン物語はこの人を語らずして終われない。
中村正人に「似ている」から始まった、
半分冗談のようで、半分は本気だった一言。
そこからすべてが動き出した。
音楽的な土台をつくり、メンバーを集め、
ときに引き、
ときに前に出て、
いつも全体を見ていた存在。
11/29のワンマンショウ。
ステージの中央でベースを構えながら、
実は一番、舞台裏も含めて走り回っていたのが
ベース・マサ王子だった。

🎸 **SPECIAL INTERVIEW
Bass:マサ王子
「妄想は現実にできる。
そう信じて踏み出した半年間」
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■ CHAPTER 1
「なんか似てる」から始まった、壮大な計画。
――バンド結成のきっかけは?
マサ王子:すべては吉田みうの無責任なひとことですよ(笑)。
「なんかドリカムの中村さんに似てますね。ドリカムやりません?」これがすべての始まり。そして忘年会ライブの企画バンドでデビュー。
でも面白いもんで、そういう“なんとなく”で始まったことって、案外、大きく育つんですよね。人生でも。
――なぜドリカムのトリビュートを?
マサ王子:私が中村正人さんに似てるから、が始まりなのですが(笑)、YouTubeで観るご本家のライブ動画がとても楽しくて、あの空気を“再現したい”と今は強く思っています。
――メンバー集めは?
マサ王子:ピロシは前から「このドラマーええな」と思ってました。ドリカム好き、ライブ経験もある、そして“軟派系”(←ここ重要)。ハードロックのドラマーじゃ、あの柔らかいグルーヴは出ないでしょ。
鍵盤バタさんはYMOバンドつながりで自然に合流。
ギターのタケポンは海外勤務から戻ったタイミングで「今しかない」と誘いました。
この“必然”のメンツが揃った時、やっとスイッチが入りましたね。

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■ CHAPTER 2
半年かけた仕込み。
毎週水曜の“儀式”が、バンドを強くした。
――準備はいつから?
マサ王子:半年以上前からですね。
ご本家の“ウラワン”を観て「これもやりたい、あれもやりたい」と欲が出てきて。資料を集め、動画を見て…それはもう研究者のようでした。
――練習はどんな雰囲気?
マサ王子:毎週水曜は“儀式”ですよ。リハして、飲みに行って、語って、笑って帰る。
これをルーティンにすることで、努力してる感じはゼロ。
でも、バンドは確実に強くなるんですよ。それに飲みの席は、だいたい新企画が生まれますね(笑)
――セトリは?
マサ王子:吉田みうの“暴走する妄想”がすべての源です。
ライブ演出を脳内で映画のように展開するタイプでして。
彼女の言う通りにしとけば、たいてい間違いない。
――中村正人役としてのこだわりは?
マサ王子:ひたすら研究。
動き、掛け声、ベースの角度、MCの間、ステップ、もうひとつひとつコマ送りで確認しました。
ドリのライブも何度も行き、僕だけずっと中村正人さんを観てました(笑)

――目指したライブ像は?
マサ王子:“ガチのドリファンが楽しめる”ライブ。
元メンバーの西川さんのBAR「リブート」のように、ファン同士が交流できる場にも成長させていけたら素敵だなと思っています。
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■ CHAPTER 3
本番。90人近い観客が見せた「予想外の未来」
――本番直前の胸の内は?
マサ王子:緊張というより“段取り”。
やり忘れ、ケーブル忘れ、電池忘れ…とにかく忘れ物との戦い(笑)
――ステージに立った瞬間、何を感じました?
マサ王子:お客さんの表情がね、すごく良かったんです。“楽しみに来た”っていう空気が満ちていた。
それを見て「期待の倍返ししよう」と決めました。
――印象的だったシーンは?
マサ王子:MCは吉田が綿密に台本を書くんですが、本番はそのとおりに進んだ試しがない(笑)
でも意図したボケや図らずも発してしまった失言を吉田が全部拾ってくれるのは嬉しいです。
そして何より、90人近いお客さんが来てくれたこと。これは想定外の“幸せなハプニング”でした。
それと吉田の「愛するこころ」。ここまで入り込んで歌えるのかと。

うちの吉田はアマチュアボーカルにしては相当上手いと思います。あとエンターテイメントぶりがすごい。その前の「JET!!!」とか歌の合間はずっと喋ってる(笑)
吉田の底力に改めて感動?感心?しました。
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■ CHAPTER 4
終演後。「やり切った」と「まだまだ」は共存する
――ライブ直後の心境は?
マサ王子:達成感と反省の真ん中ですね。
燃え尽きる、と思ってたのに、「いや、まだ伸びしろあるで」と思っている自分がいました。
――嬉しかった声は?
マサ王子:「またワンマンやって!」
これは本当に励みになります。
――やってよかったと思えた瞬間は?
マサ王子:ハモりがきれいに決まった瞬間。
三声って、とんでもなく気持ちいいんですよ。
実は歌うの、好きなんです。
――次への課題は?
マサ王子:さらにベースを鍛えること。
動きや掛け声は良くなってきてるけど、まだ伸びる。
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■ CHAPTER 5
これから。“ショウ”としての進化へ
――次回ライブに向けては?
マサ王子:ダンサー入れたいですね。
もっとショウアップしたい。
吉田にも頑張ってもらって(笑)
――挑戦したいことは?
マサ王子:新曲。ドリは名曲が多すぎて、まだ手をつけていない宝の山があるんです。
あと吉田がもっと伸び伸び歌えるような演奏ができるよう、全体を強化したい。
――最後に、来てくれた方へのメッセージを。
マサ王子:本当にありがとうございました。
もっともっと楽しいステージを作ります。
またぜひ、会いに来てください!!

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一週間にわたってお届けしてきた
「DREAMS CAN TRUE インタビュープロジェクト」。
最後を飾ったのは、バンドの屋台骨であり、
音楽面でも精神面でもチームを支え続けてきた マサ王子。
彼の言葉には、いつも“音楽を楽しむことへの純粋さ”と、“仲間を信じる強さ”がある。
その姿勢は、今回のワンマンライブを象徴するように、メンバー一人ひとりの心の中にも静かに、そして確かに息づいている。
こうして7人分の声を並べてみると、ひとつのライブが「偶然」ではなく
たくさんの想いと準備の上に成り立っていたことがはっきりと見えてくる。
誰か一人が欠けても、きっと同じ夜にはならなかった。
これで、メンバー7人のインタビューはひと区切り。
次回は、あの夜をもう一度辿る
セットリストとフォトギャラリーへ。
そしてその先には、ステージをさらに彩ってくれた
5人のゲストミュージシャンたちの物語が続く。

「誰か一人が欠けても、きっと同じ夜にはならなかった」
この言葉はゲストミュージシャンにも言える。
ドリキャンの11/29は、
まだしばらく終わらない。
文:印田 眺夫
